Excel IF関数派生関数:現場で役立つテクニック&使用例

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Excelを使用していく中で使用頻度が比較的高いIF関数ですがIF関数から派生した関数も数多く存在するため一緒に知っておくととても便利です。

今回はそれぞれ使用例と共にまとめていきます。

IF関数の基本は下記記事にまとめてありますので合わせてご確認ください。

IFS関数:複数のIF関数を順に処理していく

テストの結果一覧を作成します。

90点以上はS、89~80点はA、79~50点はB、50点未満はCと評価されるようにします。

=IFS(B2>=90,”S”,B2>=80,”A”,B2>=50,”B”,B2<50,”C”)

ちなみにIFS関数を使用せずにIF関数のみの場合下記の様な式になります。

=IF(B2>=90,”S”,IF(B2>=80,”A”,IF(B2>=50,”B”,”C”)))

IF関数とIFS関数の大きな違いはIFS関数は最後に偽の場合を入力しない点に注意が必要です。

IF関数のみで作成する場合は最後それ以外は全て”C”と表示することができますが、IFS関数は最後まで真の場合の式の作成が必要なため注意が必要です。

IFERROR関数:エラーが出た場合の処理方法の指定

とある商品の単価を調べる表を作成します

1箱の値段は全てわかっていますが商品Cだけ1箱に入っている個数がまだ分からない状況で先に単価を計算するとエラーが出てしまいます。

一か所の数字がエラーのままだとその先の計算も全てエラーになってしまうためIFERROR関数を用いて対策します。

=IFERROR(C3/D3,0)

C3/D3の計算結果にエラーが出た場合「0」を表示するという意味になります。

条件式の部分には関数などを組み込んでも問題ないためエラーの原因を突き止めるとともにエラー時の対策を考えておきましょう。

SUMIF関数・SUMIFS関数: 指定した条件に合致するセルの値を合計

とある商品をカテゴリーで分けた売上表を作成します。

G2セルにカテゴリーを入力するとG3セルにそのカテゴリーだけの合計が表示されるようにします。

=SUMIF(範囲,条件,合計範囲)

=SUMIF(C:C,G2,D:D)

今回の表で説明すると範囲は検索するカテゴリーの範囲条件は検索するワードや条件合計範囲は今回売上額の合計が知りたいので売上額を選択します。

 

=SUMIF(C:C,”食品”,D:D)としても結果は同じですが、家電の合計を知りたい時などに毎回関数を書き換えるのはミスの元になるため、セル番号を入力することによりG2セルのカテゴリーを書き換えるだけで計算できるようになります。

SUMIFS関数はSUMIF関数と配置が逆になる点に注意が必要です。

=SUMIFS(合計範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2…..)

合計範囲の場所に注意が必要です。まとめると下記のようになります。

=SUMIF(範囲,条件,合計範囲)

=SUMIFS(合計範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2…..)

SUMIFS関数は条件が1個の場合でも問題ないので覚えるのであればSUMIFS関数だけで問題ありません。

COUNTIF関数: 指定した条件に合致するセルの個数を数える

下記のような販売履歴の表を作成します。

この表を元にカテゴリーの「食品」が何回売れたかを数えます。

=COUNTIF(検索範囲,検索値)

=COUNTIF(C:C,G2)

検索値に直接入力しても問題ありませんが、セルを指定することにより変更に柔軟に対応できるようになります。

AVERAGEIF関数: 指定した条件に合致するセルの値を平均する

下記の様な点数表を作成します。

この点数表からクラスごとの平均値を指定したクラスのみ抽出して算出します。

=AVERAGEIF(検索範囲,検索値,平均対象範囲)

=AVERAGEIF(C:C,G2,D:D)

検索値が抽出する項目になり、それを用いて検索範囲で抽出、抽出された項目の計算する数字が入っている部分を平均対象範囲で指定します。

MAXIFS関数・MINIFS関数: 複数の条件に合致するセルの最大値・最小値を返す

AVERAGEIF関数で用いた点数表を使用します。

=MAXIFS(条件範囲,検索範囲,検索値)

=MAXIFS(D:D,C:C,G2)

=MINIFS(D:D,C:C,G2)

注意したいのが範囲指定の順番が他のIF派生の関数と少し違う所です。

今回であれば検索範囲に点数、条件範囲にクラスを指定する必要があります。

まとめ

IF関数とその派生形は様々な場面で使用でき、応用の幅も大きいため基本として覚えておいて損はないと思います。

個人的にはIFERROR関数、COUNTIF関数は実際の業務でも良く使用するためオススメです。

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